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interview 経営とオフィス

各企業がどのような経営戦略や人材戦略のもとに、オフィス移転を決めたのか?
代表者のインタビューでお届けします。

[ 代表取締役社長 曽根原稔人氏 ]

7月

25

2016

ギークス株式会社
成長戦略を実現するためのリゾート風オフィス
クリエイティビティを求め
西海岸をイメージした理由とは

 

「21世紀で最も感動を与えた会社になる』をビジョンに掲げ、フリーランスと企業をマッチングするクラウドエンジニアリング事業、ゲーム事業、映像・動画制作事業、スマホアプリ事業など、多岐にわたる事業を展開するギークス株式会社。

 

世界に通じる総合インターネットカンパニーを目指して事業領域を拡大している同社は、クラウドエンジニアリング事業を主軸としながらもゲーム事業を拡充させる方向へと舵を取り、事業領域をBtoBからBtoCまで広げている。それによる人員増加にともない、2016年3月に渋谷区道玄坂の「G-SQUARE」9階、10階に移転。前回の移転からわずか3年にして、170坪から270坪への拡張移転となった。

 

代表取締役社長の曽根原稔人氏は移転の経緯をこう語る。「人員の増加によってオフィスが手狭になったことが移転のきっかけですが、ひとつはこれを機に新しい発想や、新たな交流を生むことのできるオフィス環境をつくりたいという希望がありました。ゲーム事業やスマホアプリ事業といった事業領域では非常にクリエイティブな側面が求められますから、オフィスでさまざまな人と交流する、あるいはひとりで集中して仕事をする、といった自由なワークスタイルのなかから新しい発想やアイデアが生まれるような環境にしたいと考えたことが背景にあります」

 

イベントスペース『21cafe(ニイイチカフェ)』の改革も大きな理由だった。「もともと社員が誰でも自由に利用することができる上に、外部のエンジニアやクリエイターの方にも無償で使っていただけるイベントスペースとして設けていましたが、旧オフィスは狭いスペースだったため、フリースペースとして活用するには、誰かが使っていると他の人が使いづらい雰囲気がありました。また、広さを拡張することで外部の方のセミナーや勉強会、ミートアップなどのイベントにより適した環境にすることで、社員との交流がさらに増えるという期待がありました」

 

オフィス構築にはリクルート活動も視野に入っている。「新卒、中途含めて人材採用に力を注いでおり、こんなオフィスで働いてみたいというオフィスブランドの強化を図っています。オフィスはそういった情報発信という位置付けでもあります」

 

自由なワークスタイル、外部との交流、人材採用が移転の大きな目的だった。「採用面の効果も含めて、エリアとしては以前からこだわってきた渋谷から離れるという選択肢はありませんでした」

 

渋谷区は東京主要5区で最も空室率の低いことで知られるが、物件探しからわずか3ヵ月で現在のオフィスがリストアップされたという。「入居しているテナントさんが退去されるという情報を耳にして、すぐに内見しました。以前のオフィスは日当たりが良くなかったのですが、ここは日当たりが良いため、明るく、私が考えていたオフィスのイメージがぴったりと当てはまりました。2フロアに分かれてしまうことを差し引いても好感触でした」

 

曽根原氏が描いていたオフィスのイメージとは、西海岸のリゾートだったという。旧オフィスはNYブルックリンのアトリエ風の趣があったが、なぜ今回は西海岸だったのか。「開放的な気分で働いたほうがクリエイティブなアイデアが生まれると考えたからです。居心地の良いのんびりとした空間で、さながらリゾートで仕事をしているような雰囲気にしたい。それが一番のコンセプトでした」

 

最上階で景観がよく、屋外にテラス席まで設けられた「G-SQUARE」は西海岸のリゾートというイメージづくりに最適だった。

 

デスクはメンバー同士が背中合わせ
現場の声を反映し業務効率を高める

 

9階が執務室、10階が『21cafe』や会議室となっている新オフィスは、フローリングの床に木製のデスクや椅子が設置されており、布や皮製のソファやクッションなどナチュラルな素材へのこだわりや温かさが感じられる。

 

10階は、日中フリースペースとして自由に利用でき、就業後はイベントスペース『21cafe』として、IT、Web業界で働くエンジニアに無料で貸し出しされている。「旧オフィスの『21cafe』も50名程度のキャパシティでしたが、座る場所によってはスクリーンが見づらいなど、不便さを感じる部分がありました。そこで大型のひな壇をつくり、セミナーに活用しやすい環境にしました。セミナー後はそのままビックテーブルのあるフリースペースに移動して懇親会を開くこともできますから、効率良く時間を使っていただけるようになったと思います。また、社内的にもフロアが9階と10階に分かれたことで、このスペースを利用してもらえるか若干不安でしたが、思い思いにいろんな使い方をしていて安心しました」

 

ソファ席でのミーティング、テラス席で集中作業を行なうなど、コミュニケーションの場としても作業の場としても広く活用されているという。 執務室は大きくエンジニアと営業のエリアに分かれており、エンジニアのフロアには長いビックテーブルが縦に並んでいる。「プロジェクトチームのメンバー同士が背中合わせで座るように設計してあります。今回の移転にあたってヒアリングしたところ、『自分たちのプロジェクトは背中合わせの方がコミュニケーションを取りやすい』という声があり、背中合わせの状態だと椅子を引いて、お互いの画面を確認しながら意思疎通が図れるというのです。実際に確認し合っている様子を見てなるほどと納得しました」

 

執務室にはファミレスブースに加えて、新たにMTGブースが設けられた。大型のホワイトボードに向かって大人数でのミーティングが可能なオープンスペースで、自由な議論の場として活用されている。「大きなプロジェクトでも気軽に全体ミーティングができるスペースで、イメージ通りの使い方をしてくれています」

 

そうしたコミュニケーションスペースの他に、ひとりで作業するための集中スペースも新設された。「メンバーからの声で、集中できる空間がほしいというリクエストを採用しました。当初はイアホンで音楽を聴いていればどこに座っても集中できるのでは、と思いましたが、実際に導入してみたら毎朝そこで勉強しているメンバーを見かけるようになりました。視界的な観点でも周辺の動きが気にならないことで、かなり活用されていて設置して良かったと思います」

 

移転から2ヵ月、クリエイティブな感性を高めながら、新しい挑戦は続いている。「今後このオフィスを生かして、新しいビジネスや発想を生みながら次の事業を展開していきたいと考えています。私たちは人材インフラによってさまざまな分野に挑戦していく会社ですので、そうした成長戦略が実現できる環境を整えることができたのではないかと思います」

 

4月には新入社員と中途入社のメンバー、さらにフィリピンにあるグループ会社『NexSeed』でエンジニア研修を修了したメンバーを迎え、20名以上が増員されたという。

 

エンジニアを「そだてる」「あつめる」「つなげる」という独自の仕組みによって築いているネットワークは、新オフィスによってさらに拡大しているようだ。

 

エントランス階にあるフリースペース。就業後には『21cafe』としてIT、WEB業界で働くエンッジニアに無償で貸し出している。

エントランス階にあるフリースペース。就業後には『21cafe』としてIT、WEB業界で働くエンジニアに無償で貸し出している。

 

ギークスエントランス

ナチュラルな素材を用いたエントランス

ギークステラス

屋外のテラス席。最上階で見晴らしが良く、ミーティングや集中スペースとして活用されているという

ギークス広場

10階の『21cafe』には大型のひな壇があり、スクリーンを利用したセミナーや勉強会など幅広く活用できる

ギークス執務

社内の声を反映して、 デスクの配置はチームで背中合わせになっており、 振り返るだけで打ち合わせが可能になっている

執務室の中央にあるMTGブース。目の前のホワイトボードを見ながら大人数で打ち合わせすることができ、後ろのカウンターの外側にも椅子が配置され、座ることができる

執務室の中央にあるMTGブース。目の前のホワイトボードを見ながら大人数で打ち合わせすることができ、後ろのカウンターの外側にも椅子が配置され、座ることができる

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