> "" ワークスタイルの変革を導くLive-Link Designオフィス|オフィス通信

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interview 経営とオフィス

各企業がどのような経営戦略や人材戦略のもとに、オフィス移転を決めたのか?
代表者のインタビューでお届けします。

[ 株式会社NTTファシリティーズ ]
営業本部 ソリューションビジネス本部 主査 吉井 隆氏

2月

12

2012

株式会社NTTファシリティーズ 様
ワークスタイルの変革を導くLive-Link Designオフィス

2012年に創業20周年を迎えた株式会社NTTファシリティーズ。同社は、NTTの一事業部であったころからワークスタイルとオフィスに関する研究を重ねていたが、2007年に「Live-Link Designオフィス」と銘打ったコンサルティング&ソリューションビジネスを立ち上げ、2010年には東京・港区芝浦の「グランパークタワー」の24階にモデルオフィスをオープンした。同社営業本部ソリューションビジネス部主査・吉井隆氏は言う。

 

言行一致を実践するモデルオフィスの構築
チームワークに特化した小規模ミーティングのシーンである「コミュニティ」

チームワークに特化した小規模ミーティングのシーンである「コミュニティ」

最も一般的な組織作業のシーンである「ステーション」

最も一般的な組織作業のシーンである「ステーション」

業務効率を高める集中作業のシーンである「スィンク」

業務効率を高める集中作業のシーンである「スィンク」

「『Live- Link Designオフィス』の目的とは、ひと言でいえば人的資源を最大限に有効活用するということになります。たとえば、新しい機械を導入したとしても、働くのは機械ではなく、あくまでも人間です。したがって、企業が業務効率や生産性を上げようと思ったら、何よりも人間が働きやすい環境を構築しなければならないのです」

同社はこの考え方に基づいてビジネスを展開してきたが、やがてある“壁”に突き当たったという。「ワークスタイルの提案というのは、突き詰めれば企業の“生き方”の提案です。口先だけ立派なことを言っても、私たち自身がそれを実践できていなければお客様の信頼は得られません。そこでまず、私たち自身が“言行一致”であることを示さなければならないと考え、このモデルオフィスを開設したのです」(吉井氏)

モデルオフィスの設計・施工・運用には、これまで同社が事業提供してきた“ワークプロセスを構成する7つのオフィスシーン”および“各オフィスシーンを構成する5要素”に基づいて、幅広い分野から多くの専門家を集め、自社のオフィスとオフィスワーカーをサンプルとして綿密に調査・分析を行う、きわめて科学的なアプローチがなされた。

同社のモデルオフィスでは、決して広くはない空間に「スィンク」「レビュー」「アカデミー」「ステーション」「レセプション」「ブレイク」「コミュニティ」という7つのオフィスシーンがすべて凝縮されている。しかも、それらはディスプレイではなく、社員が毎日使用しているのである。

 

 

社内セミナーなど情報共有のシーンである「レビュー」

社内セミナーなど情報共有のシーンである「レビュー」

公私分別とセキュリティのシーンである「レセプション」

公私分別とセキュリティのシーンである「レセプション」

インフォーマルコミュニケーションのシーン「ブレイク」

インフォーマルコミュニケーションのシーン「ブレイク」

同社モデルオフィスのユニークな点は、「なるべく費用をかけないこと」「成功事例よりも、むしろ多くの失敗事例を積み上げていくこと」などが挙げられる。いわゆる“カネにあかせた贅沢なオフィス”とは対照的な発想であり、知恵と工夫をこらした必要最低限の投資によってオフィスを理想形に近づけるという方法論だ。

「新築ビルにオフィスを移転し、最新のファシリティを導入すれば、見た目は理想的なワークプレイスを構築できるかもしれません。しかし、現実にすべてのお客様にそれだけの投資が可能なわけではないですし、投資に見合う効果の保証もありません。『Live-Link Designオフィス』は、個々のお客様にとって最適な投資と手法をご提案するものなのです」(吉井氏)

同社のモデルオフィスに使用されている什器の多くは特注品ではなく、既存のものに手を加えている。たとえば「アカデミー」に設置されている木枠のキャビネットは、同社が以前使っていたスチール棚に古材の枠を取りつけたものであり、「スィンク」の間仕切り板は、同社の古いデスクの天板を再利用したものだという。そもそも、モデルオフィスのスペースにしても新たに増床したものではなく、同社が以前からオフィスとして使用していたフロアをレイアウト変更することで創りだしたスペースなのである。

「『Live-Link Designオフィス』ではICTを活用したさまざまなご提案を行っていますが、使用している機器やシステムは基本的に市販のハードとソフトの組み合わせです。メーカーによっては組み合わせの相性などで問題が生じる場合があり、それらの失敗事例を経験則として積み上げることが当社の強みとなっています」(吉井氏)

さまざまな取り組みにより、同社モデルオフィスでは快適性・利便性を確保しながらもペーパーレス化(紙使用量43%削減)、省電力化(照明電力71%削減)、省スペース化(収納面積30%削減)など多くの効果を具体的に数値化できるレベルで実現。NTTグループの幅広い事業領域を背景に、同社はさらなるオフィスの進化を目指していく。

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