> "" コンセプトは「陸・海・空を駆けまわる海賊船」。世界観溢れるオフィス空間。|オフィス通信

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interview 経営とオフィス

各企業がどのような経営戦略や人材戦略のもとに、オフィス移転を決めたのか?
代表者のインタビューでお届けします。

[ CROOZ株式会社 ]
プライスレス本部ブランディング戦略 執行担当役員 諸戸 友氏

6月

08

2013

CROOZ株式会社 様
コンセプトは「陸・海・空を駆けまわる海賊船」。世界観溢れるオフィス空間。
いつかディズニーランドのようなオフィスを創りたい

検索エンジンサービス事業からスタートし、今やソーシャルゲームや、ブログからネット通販までインターネットサービスを提供するエンターテインメント企業CROOZ株式会社。同社は企業の成長に伴い、2009年8月に本社を「六本木ヒルズ森タワー」へ移転した。「日本でトップクラスの防災性能を有している『六本木ヒルズ』の安全性が、ここを選んだ理由のひとつです」(同社プライスレス本部ブランディング戦略担当執行役員・諸戸 友氏)という言葉通り、2011年の3.11震災の際にも被害は皆無であったという。同社はその後も成長を続け、従業員数は日に日に増員を重ねている。 このため、手狭になったオフィスを拡張すべく、2011年末に増床計画を立ち上げ、これに併せて既存のワークプレイスも見直された。翌2012年3月にリニューアル工事を完成した新オフィスは、同社の“夢”である「“オモシロカッコイイ”をツクル」を見事に実現したといえる。「当社代表をはじめ、私たちは何年も前からずっと『いつか、ディズニーランドのようにエンターテインメントにあふれ、従業員が家族や友人に自慢できるような、そんなオフィスを創りたい』と考えてきました。   今回の増床計画をよい機会として、少なくともその一部は実現することができたのではないかと思っています」(諸戸氏)同社では以前から「働く環境」を意識し、従業員のパフォーマンスを高めるためにさまざまな取り組みを実践してきたという。開発者やデザイナーなど長時間座って仕事をする職種の多いオフィスだけに、ワークチェアにはこだわりを持って高品質な製品を選び、一人当たりのデスクスペースやデスク間の距離、通路の幅なども常に最適な数値を計算して規格を定めてきた。 今回のリニューアルでは、これらの規格を改めて見直すと同時に、従業員のモチベーションをより一層高めるエンターテインメント性の拡充が図られた。「デザイン面のコンセプトは『陸・海・空を駆けまわる海賊船』です。また、環境面のコンセプトとして『“プロダクトのツクリ場”として最も適したオフィス』が挙げられます」(諸戸氏)

 

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「海」を表す広大な執務スペース。 ディレクター席には旗が立てられている

エントランスから会議室への 通路「ワープゾーン」

エントランスから会議室への
通路「ワープゾーン」

 

デザインと環境の2本柱で働きやすいオフィスを構築

諸戸氏の言う「陸・海・空」は、同社オフィスのビジュアルコンセプトとして積極的に導入されている。たとえば、エントランスから来客用の会議室へ至る一角は「空」のエリアとなっている。エントランスでは、壁面をスクリーンに映画の予告編のような会社紹介映像を音響付きで流し、宇宙船の操縦席のような椅子にタッチパネルなど楽しいギミックが満載である。ここから会議室への通路は「ワープゾーン」と呼ばれ、暗闇を疾走する光と音で来訪者を圧倒する。

さらに各会議室のデザインも宇宙船をモチーフとし、エアロックのような扉の意匠や星をイメージした照明器具など、遊び心に満ちた仕掛けが次々に繰り出される。

執務スペースの大半は、青い波を描いたカーペットで表現された「海」のエリアだ。大海原に整然と並ぶデスク群は、ひとつひとつが海賊船に見立てられ、船長に当たるディレクター席には海賊旗が立てられている。
「事業拡大に伴う新規採用で人をどんどん増やしているため、従業員の半数近くが入社1年未満の新人ということになります。旗は、この人たちにグループの責任者の所在をわかりやすくする意味もあります」(諸戸氏)

執務スペースの壁面には、青空と白い雲を描き、雲の中には前述した同社の“夢”や行動指針、標語などの文字が書かれている。さらに、窓際には「陸」のエリアとして、植栽や樽を利用した丸テーブルなど、海賊たちが港で立ち寄る酒場をモチーフにした「BARスペース」などが設けられている。ここは、ランチタイムにも利用されるが、数人が集まってちょっとしたスタンディング形式のミーティングができるように工夫されている。

「『会議はできるだけ短く』というのが当社の企業風土です。立ち会議はもちろん、椅子付きの会議テーブルではわざと座り心地を悪くしており、ムダに長い会議をしないことで業務効率を高めています」(諸戸氏)

このほか、午後10時にはオフィスを閉鎖する「残れまテン制度」など、ソフトとハードの組み合わせにより、同社は「働きやすい環境づくり」に努めている。

 

「宇宙」を表す会議室エリア。扉はエアロック風の意匠

「宇宙」を表す会議室エリア。扉はエアロック風の意匠

社長室のデザインは宇宙海賊船団の司令室を思わせる

社長室のデザインは宇宙海賊船団の司令室を思わせる

社長室横の甲冑。賞状やトロフィーなども飾ってある

社長室横の甲冑。賞状やトロフィーなども飾ってある

PICK UP!

エントランス
エントランスは宇宙船のコクピットがモチーフ。ビジュアルとサウンドで来訪者を迎える
執務スペース
「海」を表す広大な執務スペース。
ディレクター席には旗が立てられている
通路
エントランスから会議室への
通路「ワープゾーン」
会議室
「宇宙」を表す会議室エリア。扉はエアロック風の意匠
社長室
社長室のデザインは宇宙海賊船団の司令室を思わせる
バースペース
「陸」を表すBARスペースでは立ち会議が行われる
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