> "" 起業支援の舞台となる立地戦略と細部まで計算された空間デザイン|オフィス通信

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interview 経営とオフィス

各企業がどのような経営戦略や人材戦略のもとに、オフィス移転を決めたのか?
代表者のインタビューでお届けします。

[ 株式会社ビジネスバンクグループ ]
ファン創造ブランディング メインディレクター The Space Craftヴィジュアルマーチャンダイザー CVL Management Counseingデザイナー 廣瀬 真大氏

10月

22

2013

株式会社ビジネスバンクグループ 様
起業支援の舞台となる立地戦略と細部まで計算された空間デザイン
閑静な「青山一丁目」から賑やかな「外苑前」へ移転

1997年に「有限会社ビジネスバンク」として創業し、起業家向けレンタルオフィス事業「オープンオフィス」の運営を中心に成長を続けてきた「株式会社ビジネスバンクグループ」。

2012年8月にレンタルオフィス事業を日本リージャス株式会社に譲渡し、現在は、社長のための学びのプラットフォーム「プレジデントアカデミー」、起業家のための学校「アントレプレナーアカデミー」、起業のワンストップサービス「起業準備.com」、起業家を育てる会計サービス「スタートップ会計株式会社」、経営者パートナーマッチングサービス「CxO」、幸せな起業家を育てる「幸せ社長スクール」、小さな会社のブランド戦略を展開する「スターブランド株式会社」、皆さんの会社の喜びをデザインする「ファン創造ブランディング」、戦略的でオシャレな空間をデザインする「The Space Craft」、起業を志す若者を応援する「起業家インターン.com」「起業家リクルーティング」、成功する起業家の言葉を学生インターンが伝える「ReLife」などの事業を幅広く展開している。

レンタルオフィス事業を譲渡した後、同社は2012年11月末に本社を港区南青山の「NXB青山」7階へ移転。新オフィスでは「起業家支援プログラム」をリニューアルした「プレジデントアカデミー」、「起業to Go」をリニューアルした「起業準備.com」などの新事業を積極的にスタートしている。同社のオフィスをプロデュースした空間デザイナーの廣瀬真大氏は言う。

「当社はこれまで10年以上、常に『青山』とつく地名の場所にオフィスを構えてきましたので、今回もやはり青山界隈にこだわって移転先を探してきました。同じ青山界隈と言っても、ひとつ前のオフィスがあった『青山一丁目』は少し閑静な環境でしたから、今回はもう少し賑やかな街中へ移りたいという考えがありました」

「NXB青山」は人通りの多い「外苑前」の駅前に立地し、面積や賃料などさまざまな条件を満たしていたことが決め手になったという。同社の入居する7階はオフィスフロアとしては最上階に当たり、80坪弱の面積を社員と起業を志す学生インターンを含めた25~30名前後の人数で使用している。

 

執務スペースの手裏剣型デスクレイアウト。打ち合わせ等のコミュニケーションも容易に図れる

執務スペースの手裏剣型デスクレイアウト。打ち合わせ等のコミュニケーションも容易に図れる

コンサルルームは話のしやすい落ち着いた空間を演出

コンサルルームは話のしやすい落ち着いた空間を演出

 

さまざまな工夫が施され、見た目を意識したオフィス

7階のフロア手前側の約半分は「インキュベーションラウンジ」と呼ばれる広間になっている。白い丸テーブルが複数配置され、その周りを色とりどりのカラーリングの椅子が囲んでいる。そして、室内には耳障りにならない程度の音量でBGMを流している。
「BGMには私が選曲した音源を使用しています。個人的な好みもありますが、基本的に『誰でも知っているポピュラーな洋楽』から選曲しました。BGMがあると仕事の効率が上がる人が多いのですが、歌詞や曲に聞き入ってしまうと思考が停止してしまうので、聞き流せる曲だけをチョイスしています」(廣瀬氏)

窓際の一角には、「目の前に立ちはだかる壁を乗り越える」という起業家精神を象徴してボルダリング(壁登り)の柱がオブジェとなっている。反対側の壁は一面本棚になっていて、起業関連の蔵書がギッシリと詰まっている。この本棚は一部が可動式の「隠し扉」になっていて、中は「コンサルルーム」と呼ばれる小会議室が2部屋用意されている。

「こういう『秘密基地』のような遊び心があってもいいのではないかと。また、セミナーなどのイベントを開催する時は、講師の控室やスタッフの通路として使用されることもあります」(廣瀬氏)

そして、ガラス壁を隔ててフロア奥側の残り半分が執務スペースだ。ここは窓際のカウンター席と、フロア中央寄りに「手裏剣型」と呼ばれるレイアウトに配置されたデスクにより構成されている。

「カウンター席は、窓からの眺望はもちろんのこと、デスクやチェア、足元のカーペットに至るまで、執務スペース内でもっとも心地良い環境を創っています。ここはインターン専用で、社員のデスクは中央寄りに配置しています」(廣瀬氏)

社員よりも充実した環境を提供しているのは、気持ちよく仕事をしてもらうためだという。
「このほか、『蓋や目隠しをしない収納』ということも意識して実践しています。メンバーには、書類などは引き出しにしまい込まず、色分けしたファイルなどで整理整頓するように指導しています」(廣瀬氏)

 

インキュベーションラウンジの一面を占めている本棚

インキュベーションラウンジの一面を占めている本棚

可動式の本棚はコンサルルームの隠し扉になっている

可動式の本棚はコンサルルームの隠し扉になっている

撞球台にアクリル天板を載せたディスプレイテーブル

撞球台にアクリル天板を載せたディスプレイテーブル

窓際の角に設置されたボルダリング(壁登り)用の柱

窓際の角に設置されたボルダリング(壁登り)用の柱

PICK UP!

執務スペース
執務スペースの手裏剣型デスクレイアウト。打ち合わせ等のコミュニケーションも容易に図れる
応接室
コンサルルームは話のしやすい落ち着いた空間を演出
本棚
インキュベーションラウンジの一面を占めている本棚
ディスプレイテーブル
撞球台にアクリル天板を載せたディスプレイテーブル
窓際の角に設置されたボルダリング(壁登り)用の柱
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