> "" 次元を超える事業家集団が働く“次の元が生まれる場所”|オフィス通信

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interview 経営とオフィス

各企業がどのような経営戦略や人材戦略のもとに、オフィス移転を決めたのか?
代表者のインタビューでお届けします。

[ 株式会社じげん ]
経営企画部 臼井晃人

9月

18

2014

株式会社じげん 様
次元を超える事業家集団が働く“次の元が生まれる場所”
コミュニケーション活性化のさまざまな仕掛けを創造

「『生活機会』の最大化」をミッションとして掲げ、就職・結婚・引越しなどのライフイベント領域から旅行やチケット購入などの日常消費領域にまで及ぶ多種多様な生活情報サイト「EXサイト」を運営するライフメディアプラットフォーム事業を主力事業とし、創業以来増収増益を続け、急成長中の株式会社じげん。同社は2014年3月、東新宿駅直結の「新宿イーストサイドスクエア」5階へ本社を移転した。同社経営企画部・臼井亮人氏は言う。

 

「M&Aや新規採用により従業員数は1年間で倍増し、キャパシティの面で限界に達していたこと、グループ連結でシナジーを発揮できるオフィスの再構築が求められていたことなどから、移転計画は2013年4月にスタートし、100件以上の候補物件を内見しました。こちらのビルはその後多くの一流企業が入居しているように物件自体のスペックやステイタスに優れており、交通アクセスの点でも従業員の8割以上が通勤時間の短縮になることなどから、9月には正式に移転先として決定しました」

 

新オフィスのコンセプトは「集=集う空間」「創=創る空間」「語=物語る空間」と定められ、経営理念に因んで「次の元が生まれる場所」と位置づけられた。

 

「まず『集う空間』ですが、たとえば、コピー機とライブラリー、自販機や給湯器とリフレッシュルーム、というように、『利用頻度の高い機能』と『滞在時間の長い機能』をそれぞれ隣接させることによって、自然に人が集まり、そこで部署や職種を超えたインフォーマルコミュニケーションが生まれる仕掛けになっています」(臼井氏)

 

誰かが長時間1ヶ所に留まる場所に、次々にいろいろな人がやってくれば、そこで必然的に対話が発生する。また、エントランスに直結した多目的スペースは、レイアウト変更が容易で、社内外の勉強会から「Z飲(ぜぇいん)」と呼ばれる納会まで幅広く利用され、オフィス内で社内外問わず活発な交流が行われている。

 

「また来たい」と思わせるインパクトと優れた実用性

 

「次に『創る空間』。会議室や執務エリア内の打ち合わせスペースのテーブルと椅子の高さをそれぞれ変えることで、姿勢と視点を変化させ、クリエイティビティを高めるとともに集中しやすくする仕掛けをつくりました。執務エリアへの動線上に打ち合わせスペースがあることで、通りすがりに声をかけやすくなっています。

 

2人で話しはじめた打ち合わせに、通りかかった人が次々に参加し、最終的に5~6人のミーティングになることもあります。加えて、椅子の高さが異なることで視線が交わらないため、隣接する席で別々のミーティングを同時進行しても、お互い自分の参加するミーティングに集中できます」(臼井氏)

 

執務エリア内の壁は全面が黒板になっており、ホワイトボードとしても使えるテーブルもある。思い立ったらすぐその場で打ち合わせができることがチームでの生産性の向上につながっているという。

 

「そして『物語る空間』。エントランスから多目的スペース、各会議室へ続く接客エリアは、じげんの経営理念である“OVER the DIMENSION (次元を超えよ!)”の意味や、『じげんとは何か?』を自然と理解できるような仕掛けになっています。次元を超えていくイメージを表現したエントランスや会議室を訪れたお客様からは、『また来たい』という声をいただくことも多く、当社のファンを増やしていくのにも役立っていると感じます」(臼井氏)

 

暗闇に一定間隔でスモークが噴き出し、人感センサに連動してレーザーが飛び交う同社のエントランスは、初めて訪れた者に強烈なインパクトを与える。会議室はコーポレートサイトのデザインとも連動しており、ひらがな2文字で「うみ」「りく」「くも」「そら」「ほし」と命名され、より奥の会議室に進むごとに高度が指数関数的に上がっていく様子を表現。こうした空間づくりは新卒採用面接の学生や中途を含む新入社員に同社の理念や企業風土を無言のうちに物語り、アイデンティティ形成の一助になっているという。

 

「先日発表されたキャリアパークさんの『就活生1000人が選んだ「一度は働いてみたい」IT企業のオフィスTop5』で第4位に選ばれるなど、就活生のみなさんからも高い評価をいただいております」(臼井氏)

PICK UP!

リフレッシュスペース
「はざま」と命名されたリフレッシュスペース。ゲームの筐体やマンガも置かれている
エントランス
じげんの理念や事業を通じて目指す世界観を表現する多目的スペース(上)とエントランス(下)
ミーティングスペース
社内打ち合わせスペース。動線上にローチェア、ハイチェアと高さの異なる椅子を配置
執務エリア
入口から三面の壁が一望できる執務エリア。
写真左の窓際に打ち合わせスペースが並ぶ
会議室
会議室「くも」。天井から吊るされたオブジェは、同社の従業員たちの手で取り付けられた
会議室
会議室「りく」。落ち着いた話ができることから、一対一の面談などにも使用されている
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