facebook twitter

このサイトをシェアする

market エリア市場動向

各エリア毎に、空室率や賃料推移などのマーケット状況を公開しています。

11月

19

2014

すべての調査エリアで空室率が改善。賃料水準はなおも横ばい傾向が続く

2014年9月度の東京主要5区の平均空室率(基準階100坪以上のビルで算出)は5.77%(前月比▲0.21ポイント)となり、14ヵ月連続の改善となった。なかでも、港区は他エリアからの大模な統合移転などにより、7.03%(前月比▲0.53ポイント)と大幅に改善した。
次いで空室率が大きな改善が見られた渋谷区は新築ビルが満室で竣工するなどの動きがあって、4.01%(前月比▲0.21ポイント)となった。さらに大規模ビルを中心に成約が多く見られた新宿区は5.16%(前月比▲0.08ポイント)と小幅に改善。

新規募集が少なかったことが影響した千代田区であったが、5.34%(前月比▲0.04ポイント)、同様な状況にあった中央区でも5.67%(前月比▲0.03ポイント)とそれぞれ改善した。このように空室率が主要5区すべてで改善する結果となった。推定成約賃料(単価坪/共益費込み)は16,992円(前月比+181円)となり、再び値上がりに転じた。

空室率の改善とともに賃料の値上がり傾向が続いており、前年同期比では730円の値上がりとなっている。
オフィス市況は順調に改善を続けており、空室率は14ヵ月連続で下降傾向を維持している。
テナント企業の増床ニーズが引き続き堅調なため、一部エリアや価格帯では品薄感が強まりつつある。推定成約賃料については、値上がりの傾向が続いているものの、ペースとしては鈍く、力強さが見られていない。

詳しく見る

  • 東京・千代田区
  • 東京・新宿区
  • 大阪市・中央区
  • 大阪市・北区、西区、淀川区
  • 東京・中央区
  • 東京・渋谷区
  • 神奈川・横浜市
  • 愛知・名古屋市
  • 福岡・福岡市
  • 東京・港区
  • 東京・その他
  • 北海道・札幌市
  • 宮城・仙台市

東京・千代田区

千代田区では、300坪以上の成約件数、新規募集ともに少なく空室率は先月に続きわずかに改善した。推定成約賃料は高価格帯の成約及び新規募集が少なかったことから下落した。東京駅中心に空室は改善しているが、中央線沿線のエリアで空室が目立っている。これらのエリアからの転出による二次空室の影響も考えられる。値ごろ感がなく動きが鈍化している状況で、成約まではもう暫く時間が掛かりそうだ。

東京・新宿区

新宿区では、西新宿エリアを中心に同じビル内での増床による成約が多く見られたため、空室率が改善した。推定成約賃料は稼働率が高くなったビルを中心に賃料水準の見直しが見られたこともあり、微増となった。

大阪市・中央区

「松下IMPビル」「大阪証券取引所ビル」で200坪を超える大型解約があったにも関わらず、空室率の変動が見られなかった。心斎橋などを除くほとんどのエリアで空室率が改善しているのが中央区の特徴となっており、今後も改善傾向は変らないと思われる。100坪未満の小型物件については、動きが見られたが、中型物件・大型物件ともに大きな変動はなかった。

大阪市・北区、西区、淀川区

マーケットが動き出した北区、四ツ橋エリアで中型以下の動きがあった西区、「ニッセイ新大阪ビル」「アクロス新大阪」の大型成約があった淀川区の状況を反映して空室率は改善した。賃料も空室率に呼応して上昇した。成約状況が進む北区ではこれを受けて2次空室が大きく市況に影響を及ぼしてくると思われる。淀川区では新規供給が少なく、停滞感が出て始めている。

東京・中央区

中央区では、築年数が浅い物件の成約が引き続き好調で、二次空室も少なかったことから空室率は前月同様改善した。一部の高額物件を除き、成約が相次いでおり、今後もこの傾向は続き、空室率改善が予想される。当月は低価格帯物件の成約が多かったことで、募集中物件の賃料が底上がった。
また、値ごろ感のある物件に空室が少なくなってきたことから、晴海や勝どきなどの比較的賃料水準の低いエリアに成約が多く見られ、空室率の改善が進んだ。

東京・渋谷区

渋谷区では、新宿に隣接するエリアが好調で、空室物件が少ない中、100坪前後の成約が複数見られる一方で新規募集が見られていないことから、空室率は3パーセント台目前となった。また、空室が少なく賃料値上げの動きが著しい。

神奈川・横浜市

横浜市では、複数の大型成約が見られたため、空室率改善につながり、空室率は4ヵ月連続の改善となった。その中でも、新横浜エリアでは募集再開があったため、空室状況に変化は見られていない。
苦戦物件での賃料値下げの動き多く、推定成約賃料は下がっている。空室率は今後も緩やかな改善が進むと推測される。東京都心部での空室改善もあり、その影響の横浜エリアへの波及に期待したいところだ。

愛知・名古屋市

名古屋市は、ほとんどのエリアで空室率が改善された。また賃料もこれを反映して上昇している。
名古屋駅周辺は、中央リニア着工決定や2015~2016年竣工予定の駅前開発の影響もあり、ニーズが集中し、非常に動きが活発なエリアである。また、伏見エリアでは、好立地・好条件の物件が多く存在し、ここ最近は拡張移転をするテナントが増えている。今後も順調に空室率が減少していく状況は続くと思われる。また、栄エリアでは築年数の浅い大型物件での稼働が良好なことなど、空室率は改善傾向にある。

福岡・福岡市

福岡市では、薬院・赤坂エリアと博多駅エリアで空室率の改善を見たが、他のエリアでは上昇した。
賃料は多くのエリアで値上がりを示したが、全体としては下降した。
天神エリアの好調な市況はこれからも続くと思われ、博多駅エリアもそれを追うように空室率改善、賃料上昇していくと予想される。薬院・赤坂エリアにおいては、大規模ビルの成約が進み、急速に品薄感が表れてきており、一部のビルで賃料値上げをしてくると思われる。

東京・港区

港区では、浜松町エリアで4000坪を超える大型の成約があったこと、区内の他エリアでも、大型・中型含めて約10,000坪以上の成約があったことが要因となり空室率が大きく改善した。比較的に安価な物件が成約をしたことにより推定成約賃料は上昇した。千代田・中央・新宿・渋谷各区内の優良物件が少なくなってきているため、港区内の物件に注目が集まってきている。
特に浜松町から田町、品川にかけてのエリアが好調である。空室率は今後も改善をしていくと予想される。

東京・その他

豊島区が大型物件の新規募集の影響から空室率上昇につながったが、まだまだ2パーセント台を推移している。池袋周辺では空室物件が極めて少なく、成約件数も少ない状況が続いている。品川区は、移転需要が集まる大崎エリアで1,000坪超の大型成約があったものの、天王洲で約5,000坪の二次空室物件が本格募集を開始したことによって空室率が上昇した。
台東区は、隣接する千代田区の秋葉原エリアでの新築・既存ともに募集物件が増加し、空室はさらに増えていくことが予想される。江東区は、豊洲など臨海部で大型物件の成約が見られたが、錦糸町エリアで募集を再開した物件があったため、空室率と平均成約賃料に変化が見られた。

北海道・札幌市

200坪程度の大型新規拠点や同一ビル内での増床の成約があったことから、空室率は改善された。賃料の底上げ感は、全体としてはまだまだ見られない。2015年1月 竣工予定の「明治安田生命札幌大通ビル」に注目が集まる。

宮城・仙台市

仙台駅東口において大型成約があり、空室率は3ヵ月連続の改善となった。賃料は相場全体の上昇はまだ厳しい状況。9月度は本年唯一の新規供給となる勾当台エリアの「イースタンビル」が竣工し、 その成約動向が注目される。

market

空室率

推定成約
賃料

札幌

3.50%
0.04pt

8706円
204円

もっと見る

仙台

7.68%
-0.27pt

8708円
-195円

もっと見る

東京

3.67%
-0.06pt

18456円
+6円

もっと見る

名古屋

6.10%
-0.18pt

10692円
108円

もっと見る

大阪

5.89%
-0.42pt

9200円
-313円

もっと見る

福岡

4.00%
-0.29pt

9403円
-83円

もっと見る

2016/8/25/更新 現在

ビルNAVI
archives
2016年3月
2015年11月
2015年9月
2015年7月
2015年5月
2015年4月
2015年3月
2015年2月
2015年1月
2014年12月
2014年11月
2014年9月
2014年7月
2014年5月
2014年3月
2014年1月
""